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2chのSS投稿板

1 名も無き虎(09/06/02(火)21:35 ID:jlMe7LstY)
趣味カテと立てるの迷いましたが^
ここに立てます

2chのSS貼っていきませんか>?

自分のおススメSS・面白いSSなどなど

ただし連投が禁止されているため
携帯との連携しての投稿をお勧めいたします

あと必ず投稿した作品は安価でまとめてください

以上ですw

私も投稿していこうと思うので暇つぶし程度に読んでいください

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2 名も無き虎 (09/06/02(火)22:21 ID:TA/da9J8E)
趣味の方がいいと思います
3 名も無き虎 (09/06/03(水)01:29 ID:@oYo9rvLo)
ここでもいいんじゃね?

一応読み物の分類なんだし

ラノベみたいな?
4 名も無き虎 (09/06/05(金)19:42 ID:ByTO1tO/I)


ハルヒSSはります


「「「眠れない夜ってのもあるわけじゃない?」」」


5 名も無き虎 (09/06/05(金)19:43 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
6 名も無き虎 (09/06/05(金)19:44 ID:ByTO1tO/I)
「「「眠れない夜ってのもあるわけじゃない?」」」


キョン「……だからって俺を巻き込むなよ」
ハルヒ「いいじゃない! 起きてたんだし」
キョン「起こされたんだ、お前の電話でな」

キョン「何時だよ今……うわっ、二時とか」
ハルヒ「うふふ、真っ暗ね!」
キョン「声がでかいって。もう少し静かにしろ」
ハルヒ「いちいちうるさいわねー」
キョン「そっくりそのまま返してやるよ」
ハルヒ「ほら、早く降りてきなさいよ」
キョン「……着替えるからちょっと待ってろ」
ハルヒ「五秒以内!」
キョン「だからうるさいって!」

キョン「なんでこんな時間に……」ブツブツ
キョン「今からなにをするってんだよ」ブツブツ

ピリリr
キョン「? はい」
ハルヒ「はい。じゃないわよ! 早く出てきなさいってば!」
キョン「あのなぁ、俺はついさっきまで寝てたんだぞ?」
ハルヒ「だからなによ」
キョン「そんないきなり起きて行動できるかと」
ハルヒ「こんな夜中に女の子一人を外で待たせるのってどうなの?」
キョン「いや別に、お前が勝手に」
ハルヒ「寒いのよ、早く早く!」
キョン「……わかったよ。玄関開けてやるから入って待ってろ」



7 名も無き虎 (09/06/05(金)19:44 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
8 名も無き虎 (09/06/05(金)19:45 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
9 名も無き虎 (09/06/05(金)19:46 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「おじゃましまーす」コソコソ
キョン「物音立てんなよ、家族が寝て」
ハルヒ「くしゅっ!」
キョン「おまっ」

ハルヒ「あぁ、寒かった」
キョン「寒かった、じゃない。全く……少しは常識的行動をしてくれよ」
ハルヒ「思いついたら即実行! それがあたしの生き方よ!」
キョン「それもそうだな。……って、俺を巻き込むな」
ハルヒ「妹ちゃん寝てる?」
キョン「当たり前にな。だからあんまりうるさくすんなよ」
ハルヒ「うん。ほら、早く準備しなさい」
キョン「……はぁ」

ハルヒ「……ちょっとは掃除しなさいよね」
キョン「うるさいな。客が来るってならするよ」
ハルヒ「来てるじゃない」
キョン「夜中にいきなり現れる奴は客とは言わん」

ハルヒ「なんかベッド生暖かい。気持ち悪いわ」モフモフ
キョン「今まで寝てたから仕方ないだろ、勝手に寝転がるな」
ハルヒ「そいそいっ!」バタバタ
キョン「ばかっ、バタ足すんじゃない! 下に響くだろ!」
ハルヒ「えへへー」
キョン「えへへー、じゃないって……何しに来たんだよほんとに」
ハルヒ「だから言ったじゃない、眠れなかったの」
キョン「だからってウチに来るなよ」
ハルヒ「他の子に電話したりしたら迷惑じゃない。こんな夜中に」
キョン「その常識を俺にも使ってくれ
10 名も無き虎 (09/06/05(金)19:46 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
11 名も無き虎 (09/06/05(金)19:48 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
12 名も無き虎 (09/06/05(金)19:48 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「夜中に行動するのって、どきどきするじゃない?」
キョン「うん」
ハルヒ「ただあんたの家に来るだけでも、なんかミッションみたいでさ」
キョン「へぇ」
ハルヒ「電話に出なかったら窓に石投げてやろうと思ったわ。5センチくらいの」
キョン「マジでふざけんな」
ハルヒ「もう目は覚めた?」
キョン「残念ながら、覚めちまったよ」
ハルヒ「じゃあおでかけしましょ」
キョン「どこに行くんだよ……こんな時間に」
ハルヒ「どこでもいいわ。いいじゃない、ワクワクするでしょ?」
キョン「小学生みたいなコト言いやがって」

13 名も無き虎 (09/06/05(金)19:50 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「ひえひえよ」
キョン「風邪ひくぞお前、そんな薄着で」
ハルヒ「だって家の中暖かかったからさ……上着貸して?」
キョン「上着? んー……ほら」
ハルヒ「センスないわね」
キョン「帰れ」
14 名も無き虎 (09/06/05(金)19:50 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
15 名も無き虎 (09/06/05(金)19:52 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
16 名も無き虎 (09/06/05(金)19:52 ID:ByTO1tO/I)
キョン「外、どれくらい寒かった?」
ハルヒ「んー……手、貸して」
キョン「?」
ハルヒ「これくらい」キュッ
キョン「うわっ、手冷たっ」

ハルヒ「ひえひえよ」
キョン「風邪ひくぞお前、そんな薄着で」
ハルヒ「だって家の中暖かかったからさ……上着貸して?」
キョン「上着? んー……ほら」
ハルヒ「センスないわね」
キョン「帰れ」
17 名も無き虎 (09/06/05(金)19:53 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
18 名も無き虎 (09/06/05(金)19:54 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「あっ、うそうそ! ほら貸して、貸しなさいっ」
キョン「そらっ」ボフッ
ハルヒ「んおっ……投げないでよバカ」
キョン「ちょっと大きいかもしれないけど、文句言うなよ」
ハルヒ「すんすん……変なにおいするわ」クンクン
キョン「嗅ぐな。あとしない、断じてしない」
ハルヒ「するわよ! なんていうか……キョンの家の匂いみたいな」クンカクンカ
キョン「わけがわからん」

ハルヒ「袖のとこ、ほつれてる」
キョン「ん? そうか?」
ハルヒ「ほら」ピロン
キョン「ほんとだ。しばらく着てなかったからかな」

ハルヒ「ちょっと、ここ座りなさい」
キョン「?」
ハルヒ「ねぐせ。ものっすごい静電気感じてるみたい」
キョン「あぁ、別にそれぐらい――」
ハルヒ「こーこ。ここ座れって言ってるの」ポフポフ
キョン「どんだけ自由なんだよ」

19 名も無き虎 (09/06/05(金)19:56 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
20 名も無き虎 (09/06/05(金)19:56 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「髪伸びたわね。鬱陶しいから切りなさい」
キョン「金くれ」
ハルヒ「あ、切ってあげようか?」
キョン「遠慮しとくよ。停学になったりしたら大変だ」
ハルヒ「なによそれ!」

キョン「ハルヒはもう、髪伸ばさないのか?」
ハルヒ「ん? あぁ、別に伸ばす気はないわね」
キョン「そうか」
ハルヒ「伸ばしてもいいけど」
キョン「どっちだよ」
ハルヒ「どっちがいい?」
キョン「別にどっちでも」
ハルヒ「どっちかって言うと?」
キョン「……そのままでいいんじゃないか」
ハルヒ「うん。あたしもそう思うわ」
キョン「え?」
ハルヒ「さ! 出発するわよ!」
キョン「だから大声だすなってば」

21 名も無き虎 (09/06/05(金)19:58 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
22 名も無き虎 (09/06/05(金)19:58 ID:ByTO1tO/I)
キョン「……静かだな」
ハルヒ「当たり前でしょ、夜中だもん」
キョン「お前の口から当たり前とかがでてくるとは」

キョン「で、どうすんだよ」
ハルヒ「幽霊城でも探す? 天体観測でもする?」
キョン「線路沿いに死体を捜しに行くのもいいな」
ハルヒ「?」
キョン「あれ、知らないか?」
ハルヒ「うん」
キョン「そのうち教えてやるよ」
ハルヒ「今教えなさいよ」
キョン「やだよめんどくさい。ほら、とりあえず歩くぞ。近隣住民の迷惑になる」スタスタ
ハルヒ「あっ、こら。待ちなさいよっ」トコトコ

キョン「コンビニでも行くか……暖かいもん飲みたい」
ハルヒ「そうだ、缶コーヒー買ってたんだ」
キョン「?」
ハルヒ「いやほら、キョンの目を覚ましてやろうと」
キョン「……気遣い方間違えてるよなぁ」

キョン「ぬるい」
ハルヒ「最初は暖かかったの。文句言うな」
キョン「ぬるいしブラックだし……」ブツブツ
ハルヒ「文句言うならあげないわよ!」
キョン「じゃあハルヒ、残り全部飲めな」
ハルヒ「……苦いの嫌いだから遠慮するわ」
キョン「うっわ、子供」
ハルヒ「こっ、子供じゃないわよ! このぐらい……んっ……にがっ」
キョン「苦いって言ってるじゃないか」
ハルヒ「言ってないわよ!」

23 名も無き虎 (09/06/05(金)19:59 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
24 名も無き虎 (09/06/05(金)20:00 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
25 名も無き虎 (09/06/05(金)20:00 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「全然星が見えないわね」
キョン「雲ってるわけじゃないんだけどな……なんでだろ」
ハルヒ「街灯が近くにあるせいかしら?」
キョン「どうだろうな」

ハルヒ「ちょっと」
キョン「あ?」
ハルヒ「手、触れた」
キョン「お前が近くを歩くからだろ。嫌なら離れて歩け」
ハルヒ「暗いもん」
キョン「知るかよ」
ハルヒ「酷い言い方ね! そんなんじゃモテないわよ」
キョン「ご心配なく。俺には朝比奈さんがいるし」
ハルヒ「相手にされると思ってるなんて、相当立派な脳みそが詰まってるのね」
キョン「うっせ」キュッ
ハルヒ「あっ、こら。なにどさくさに紛れて繋いでるのよ!」
キョン「予行演習だ。朝比奈さんをイメージしてだな」
ハルヒ「放しなさいよ、はーなーせっ」ブンブン
キョン「はは、ちっとは大人しくして朝比奈さんを演じてくれよ。団長さん?」

ハルヒ「……ほんとにみくるちゃんのコトが好きなの?」
キョン「ん? まあそりゃ、それが普通の反応じゃないか?」
ハルヒ「なんでよ」
キョン「だってあんなに可愛いんだし」
26 名も無き虎 (09/06/05(金)20:03 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
27 名も無き虎 (09/06/05(金)20:03 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「……ほんとにみくるちゃんのコトが好きなの?」
キョン「ん? まあそりゃ、それが普通の反応じゃないか?」
ハルヒ「なんでよ」
キョン「だってあんなに可愛いんだし」

ハルヒ「ふんっ、違う女の子のコト考えながら手繋いでくるなんて最低ね!」
キョン「デリカシーのない男と、常識のない女。丁度いいじゃないか」
ハルヒ「いいもん。あたしも違う男の子のコト考えてやる」
キョン「ん? 誰だ?」
ハルヒ「えっと……古泉君?」
キョン「疑問形?」
ハルヒ「まあほら、その辺の。少なくとも無愛想で最低なあんただとは思わないもん」
キョン「そりゃどうも。あー、朝比奈さん俺と付き合ってくれないかなぁ」
ハルヒ「けっ!」ギュウウ
キョン「痛っ! 爪! めり込んでるって! ごめんなさいごめんなさい!」

ハルヒ「そういやあんた、彼女とかできたことないの?」
キョン「なんでそんなこと聞くんだ?」
ハルヒ「え? いや、あの……別に」
キョン「プライベートなことなので、お答えできません」

ハルヒ「なにカッコつけてんのよ」
キョン「別に。言う必要ないだろ」
ハルヒ「ないくせに」
キョン「知るか」
28 名も無き虎 (09/06/05(金)20:05 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
29 名も無き虎 (09/06/05(金)20:05 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「……ないんでしょ?」
キョン「きにすんなって」
ハルヒ「ちゃ、ちゃんと答えなさいよ!」
キョン「なにをムキになってんだよ。変な奴だな」
ハルヒ「!」
キョン「……今は彼女はいないとだけ、教えといてやる」
ハルヒ「あ……うん、あたしも」
キョン「ハルヒは色んな奴と付き合ってたんだもんなー。大人だな大人」
ハルヒ「べっ、別になにも! なんにもないわよ!」
キョン「だから何を慌ててるんだ」

ハルヒ「でもあたしはあんたと違って、付き合えないんじゃないわよ?」
キョン「なんだよ、失礼だな」
ハルヒ「付き合ってくださいって人はいるけど、付き合わないだけ」
キョン「あーはいはい、そーですね」
ハルヒ「なにそれ、嫉妬?」

キョン「別に。お前がそう言うんだからそうなんだろ?」
ハルヒ「あんたは知らないでしょうけど、高校に入学して十五人に告白されたわ」
キョン「マジでか」
ハルヒ「……まあ……正確には二人だけど」
キョン「どんだけサバ読んでるんだよ。って、それでも二人……」
ハルヒ「ふふっ、凄いでしょ」
キョン「物好きもいるもんだな」
ハルヒ「失礼ねっ!」ゴチン
キョン「たっ! 頭突きすんなっ!」
ハルヒ「いたたっ……この石頭っ」
30 名も無き虎 (09/06/05(金)20:06 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
31 名も無き虎 (09/06/05(金)20:07 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
32 名も無き虎 (09/06/05(金)20:07 ID:ByTO1tO/I)
キョン「いやでも、今のハルヒに告白するってのは事実凄くないか?」
ハルヒ「なにそれ」
キョン「だってほら、入学してから色々と」
ハルヒ「…」

キョン「まあ、可愛かったらなんでもいいのかもな」
ハルヒ「ちょっと、酷くないそれ」
キョン「それだけ目立った行動してるじゃないか。自覚してるだろ?」
ハルヒ「してないもん」
キョン「?」
ハルヒ「あたしはあたしのやりたいようにしてるだけ。変なことなんて、してないわよ」
キョン「……うん。ごめん、言い過ぎた」
ハルヒ「謝らないでよ。別になんとも思ってないわ」
キョン「でもほら、ハルヒが可愛いってのは……皆理解してるってことだ」
ハルヒ「なっ、なによ。やめてよ気持ち悪い」
キョン「いいじゃないか、俺とお前二人だけだし。たまにはその……お世辞っつーか」
ハルヒ「あんたはお世辞にもカッコよくないけどね!」
キョン「お前なぁ」

ハルヒ「コンビニ、見えてきた」
キョン「さすがに明るいな」

ハルヒ「変な人いない?」
キョン「いるな」
ハルヒ「やっぱり。夜中だもんね」
キョン「あぁ、しっかりと俺の隣にいる」
ハルヒ「……って、殴るわよ!」

ウィーン
ハルヒ「……暇そうね」
キョン「さすがに誰も来ないだろ。こんな平日に」
ハルヒ「読みたい雑誌あったのよねー」トコトコ
キョン「俺も漫画読むか……ほんとなにやってんだろうな、こんな時間に」

33 名も無き虎 (09/06/05(金)20:09 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
34 名も無き虎 (09/06/05(金)20:09 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「……この服可愛くない?」
キョン「さぁ」
ハルヒ「これとか」
キョン「いいんじゃないか」
ハルヒ「ちゃんと答なさいよバカキョン」

キョン「ミスったな……今日は別に読みたい雑誌出てる日じゃないな」
ハルヒ「へぇ」
キョン「もっと気の利いた日に誘えよ。月曜日とか」
ハルヒ「知らないわよ」
キョン「あ、これいいんじゃないか。青いやつ」
ハルヒ「……やっぱあんたセンスないわね」
キョン「なっ」

ハルヒ「あっいす、あっいすー♪」ゴソゴソ
キョン「寒いんじゃなかったのか」
ハルヒ「歩いてたら暖まったわよ。これ食べたい」
キョン「どうぞご自由に」
ハルヒ「…」
キョン「……一個だけな」
ハルヒ「ジュースも」
キョン「それは自分で買え」

キョン「あの店員、なんて言ってた?」
ハルヒ「ありやしたー」
キョン「あざっしたーじゃなかったか」
ハルヒ「うーん……まあ、かろうじて日本語っていうか」
キョン「大変だろうなぁ、こんな夜中まで」
ハルヒ「あっ、あっち公園あるんだった。ほら行くわよ」

35 名も無き虎 (09/06/05(金)20:11 ID:@7xlrVY/.)
連投避け
36 名も無き虎 (09/06/05(金)20:12 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「これね、ハートの形のが入ってるときがあるのよ?」
キョン「知ってるよ」
ハルヒ「賭けない? 入ってたらあたしの勝ち!」
キョン「なにを賭けるんだよ」
ハルヒ「あたしが勝ったら、またこうやって夜中にデートすること」
キョン「へぇ、デートだったんだこれ」
ハルヒ「! さっ、散歩よ! なに自惚れてんのよバーカ!」
キョン「はいはい。まあ、開けてみろって」

パカ
ハルヒ「……ありゃ」
キョン「残念だったな」
ハルヒ「ちぇっ、さすがに三回連続はないか……」
キョン「…」(そういうことか……よかった)
ハルヒ「食べる?」
キョン「貰うよ」

ハルヒ「口の中で溶かすのが好きなの」
キョン「俺は噛んじゃう派だな」
ハルヒ「邪道よ、邪道」
キョン「そっちこそ」

ハルヒ「キョン何買ったの?」
キョン「ん? ほら。麦チョコ」
ハルヒ「なんで?」
キョン「外で食うと美味いんだよ」
ハルヒ「……?」
キョン「いや、なんでもない」
ハルヒ「あーん」
キョン「あ?」
ハルヒ「これ、一個あげた」
キョン「……ほら」チョイ
ハルヒ「むぐ……一個だけ?」
キョン「等価交換だろ。一個だから一個」
ハルヒ「むー、なんか納得いかないわね!」
37 名も無き虎 (09/06/05(金)20:13 ID:@7xlrVY/.)
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38 名も無き虎 (09/06/05(金)20:14 ID:@7xlrVY/.)
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39 名も無き虎 (09/06/05(金)20:14 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「麦チョコって、なんでこうなったのかしら?」
キョン「だれかが麦とチョコを一緒に食べたかったんだろ」
ハルヒ「変な人ね」
キョン「美味しかったらなんでも正解だ」

ハルヒ「……変なの」
キョン「黙って食え。なにげに俺より食いやがって」
ハルヒ「麦チョコじゃないわよ」
キョン「えっ?」
ハルヒ「夜中の公園に、キョンと二人っきり」
キョン「……確かにな。なにやってるんだろうな」
ハルヒ「明日、起きられるかな?」
キョン「たまには遅刻してもいいんじゃないか」
ハルヒ「……一緒に遅刻する?」
キョン「嫌だね。一人でしてろ」
ハルヒ「! こっ、バカ! バカキョン!」バシバシ
キョン「なっ、なんだよ? こらやめろって」

ハルヒ「星、ちょっとだけ見えるわね」
キョン「そうだな。ほんのちょっとだけ」

ハルヒ「……数えてみてよ」
キョン「数えられるほど少しじゃないだろ」
ハルヒ「あたし右から数えるから、あんたは左から」
キョン「どっからどこまでが右なんだ?」
ハルヒ「えっと、ここから……」
キョン「わかんないって」
ハルヒ「だーかーら、こっからここまでなの」
キョン「わかんねーよ」
ハルヒ「……もう」
キョン「ちょっとだけさ、静かに眺めてみよう。たまにはな……こういうのもいいだろ」
ハルヒ「……首傾けてもいい? 少しだけ眠くなってきちゃった」
キョン「いいよ」
ハルヒ「…」ポフ

40 名も無き虎 (09/06/05(金)20:16 ID:@7xlrVY/.)
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41 名も無き虎 (09/06/05(金)20:17 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「…」
キョン「…」

キョン「……いいもんだな、こういうのも」
ハルヒ「うん」
キョン「だけど頻繁に連れ出さないでくれよ? 俺達は学生なんだから」
ハルヒ「……たまにならいい?」
キョン「起きていれば、な」
ハルヒ「だめ。あんたはあたしが電話したら絶対に起きるの」
キョン「そんなこと言われても」
ハルヒ「起きなきゃ怒るわよ。電話したらすぐ起きて……すぐに傍に寄ってくるの」
キョン「……俺じゃなきゃダメなのか?」
ハルヒ「あんたぐらいしか誘わないわよ。他の子は、可哀想でしょ?」
キョン「それもそうだな。俺なら、こういうのも別に構わないさ」
ハルヒ「……ありがと」
キョン「なんだって?」
ハルヒ「んーん、なんでもないわよ」


ハルヒ「明日、もう休んじゃおっかな」
キョン「不良だな」
ハルヒ「こんな時間に外出歩いてる人に言われたくないわよ」
キョン「お互い様ってやつだな」

ハルヒ「ね? 休みましょうよ?」
キョン「なんで俺まで」
ハルヒ「いいじゃない。一日だけ」
キョン「少しだけ、少しだけっていうのが破滅の始まりなんだぞ?」
ハルヒ「むー……」
キョン「だけどまあ」
ハルヒ「?」
キョン「そういうのも、たまーにならいいかもな」
ハルヒ「本当に?」
キョン「だけど起きる努力はするぞ? どうしても起きられなかったら、そうしよう」
ハルヒ「うん、約束ね」
キョン「起きる気ないだろ」
ハルヒ「あるわよ」
キョン「じゃあこうしよう。まず起きたら互いが互いに電話する。それで起こされたほうの命令を聞く」
ハルヒ「……いいわね。あたしが先なら、一緒に出かけるわよ?」
キョン「いいとも。俺は絶対に定時通り起きてやるから」
42 名も無き虎 (09/06/05(金)20:18 ID:@7xlrVY/.)
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43 名も無き虎 (09/06/05(金)20:19 ID:ByTO1tO/I)
ハルヒ「そろそろ帰ろっか」
キョン「もう満足か?」
ハルヒ「うん。早く帰らないと、親が起きちゃうし」
キョン「送るよ」

キョン「……? どうした、立てよ」
ハルヒ「手をひいて?」
キョン「なんだよ、いい身分だな。よ……っと」グッ
ハルヒ「よいしょ!」ギュウ
キョン「……なんで抱きついてくる。くるしい」
ハルヒ「あんたが力いっぱい引き寄せるから。あたしのせいじゃないわ」
キョン「放れろよ」
ハルヒ「あんたこそ」
キョン「お前こそ」
ハルヒ「名前で呼んでよ」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「……もっかい」
キョン「……放れないと帰れないぞ。ハルヒ」
ハルヒ「うん。でも、もう少しだけ」
キョン「…」

ハルヒ「それじゃ、また明日……じゃないわね」
キョン「またあとで、だな」
ハルヒ「ちゃんと起きなさいよ」
キョン「そっちこそ」

ハルヒ「あ、上着」
キョン「いいよ。また今度で」
ハルヒ「また今度、午前二時の散歩日和にでも?」
キョン「……そうだな」
ハルヒ「うん」
キョン「約束、忘れんなよ。起きたらまず電話」
ハルヒ「掛けた方の命令を聞く」
キョン「そうだ。それじゃ、おやすみハルヒ」
ハルヒ「おやすみキョン。いい夢見なさいね」
キョン「見る間もなく熟睡だろうよ……ふぁっ」
44 名も無き虎 (09/06/05(金)20:22 ID:ByTO1tO/I)
キョン「…」
キョン「……くかー……」

ピリリr
キョン「……ん……! し、しまった!」
キョン「はい、もしもし?」
谷口「おいキョン、なにやってんだ。寝坊か?」
キョン「……なんだ谷口か」

谷口「なんだってなんだよ。マジで寝てたのか」
キョン「あぁ、昨日ちょっとな……もう九時かよ」
谷口「涼宮も来てないし、お前らまたあの変な部活でなにかしてたのかよ?」
キョン「んー……近いな」
谷口「だめだ、こいつ完全に寝起きだ」
キョン「まあいい。とりあえず起こしてくれてありがとう」
谷口「そうそう、国木田がお前が貸してくれって言ってたCD持ってきてるってさ」
キョン「あぁ、あれな。あー……うんうん、わかった」

ピッ
キョン「……ねむっ……」
キョン「ハルヒも来てないって言ってたな……うしっ」


45 名も無き虎 (09/06/05(金)20:24 ID:ByTO1tO/I)
ピリリr……
ハルヒ「……ふぁい?」
キョン「ふぁい? じゃない。何時だと思ってるんだ」
ハルヒ「何時って……!」

キョン「早く出てこいよ。外で待ってるんだから」
ハルヒ「え? 外……あ!」
キョン「おーおー、凄い頭してるな。寝癖かそれ?」
ハルヒ「!!! みっ、見てるんじゃないわよ!」
キョン「なんでもいいけど、約束は約束だからな」
ハルヒ「?」
キョン「電話を掛けたほうの命令を聞くって。忘れたわけじゃないだろうな」
ハルヒ「……し、知らないわね」
キョン「通用しねーよ。いいか、命令するぞ」
ハルヒ「なっ、なによ!?」

キョン「今から五分で降りて来い。いや、十分待ってやる」
ハルヒ「?」
キョン「丁度観たい映画があったんだ。それ以上は待たないからな」
ハルヒ「……あっ、あたしに命令なんてしてるんじゃないわよ! すぐ行くから待ってなさいっ!」





46 名も無き虎 (09/06/09(火)14:51 ID:bDVwb6yIw)
暇だったから携帯から読んだけど

たまにはSSもいいなw
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